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新時代第14回本部幹部会 広布第2幕第1回全国婦人部幹部会

2008.1.10 スピーチ(聖教新聞2008年下)

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22  皆、健康で! たゆまず進め
 ドイツの大詩人ゲオルゲを、ご存じだろうか。
 かつて、この詩人の展示会をSGIのドイツ総合文化センターで行った。その際、統一ドイツのヴァイツゼッカー初代大統領が、会館を訪れてくださったことは忘れ得ぬ歴史である。
 今、世界の多くの指導者や識者が学会の人間主義の運動に賛同し、高い評価を寄せてくださっている。
 私は、これまで世界平和のために、あらゆる手を打ってきた。決して簡単なことではなかった。それが今、大きく花開いている。
 戸田先生は私を本当に大切にしてくださった。私は、先生の不二の弟子として、世界広布を前進させてきた。
 すべて先生のおっしゃるとおりにやってきた。
 真実の師弟ほど、荘厳なものはない。偉大なものはない。
 どこの世界でも、大きな団体でも、こうした“根幹”がしっかりしているところは強い。歴史に残る存在となっている。
 ドイツの詩人をはじめ、私は青春時代から多くの詩や文学に親しんできた。
 戸田先生からも「今、何を読んでいる?」「何が書いてあった?」「感想を言ってみなさい」としょっちゅう聞かれた。
 飛行機でも列車の中でも、すべてが教育の場だった。ほっとするひまなどなかった。
 ともあれ、ゲオルゲは、こう綴っている。
 「滔々と流れぬ限り水はともすれば濁るのだから/私たちの精神はしばしばおのれの限界を突破する」(富岡近雄訳『ゲォルゲ全詩集』郁文堂)
 停滞は、よどみを生む。戦わなければ、私たちの精神は濁ってしまう。常に前へ、前へと進みゆくことだ。
 以上でスピーチを終わりたい。新年の幹部会、ありがとう!
 皆、健康で、成長して、勝利者になっていただきたい。私も一生懸命に祈っていきます。 諸君も頼むよ!
 〈ここで名誉会長の導師で唱題を行った〉
 長時間、本当にご苦労さまでした。いい1年間でありますように!
 勝利の年に! きょうは、本当にありがとう!

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