Nichiren・Ikeda
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人生を満喫せよ
神奈川本部幹部会
1963.6.13 「会長講演集」第9巻
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5 したがって、このあいだも婦人部の幹部と勉強したときに「因果倶時」の一節にたちいったところ、日寛上人様は「唱題――題目を上げることは、これ信心の因なり」そしてまた「唱題は信心の果なり」とおおせであります。題目を上げることが因果倶時、題目を上げきることが、即行躰なのです、実践なのです。
いろいろと悩みがある、いろいろと苦しいことがある、なんらかのことをしたいという願いがあります。ところが頭の中でいくら考えても解決できません。第一にも第二にも題目をあげよう、よしっ、きょうは指導を受けに行こう、きょうはしっかりと大勢の人に御書の講義をしよう、御書の講義を受けに行こう、折伏に行こうという、その実践それ自体が信心なのであります。
したがって皆さん方も、願いのかなうもかなわないも、福運の積めるも積めないも、ぜんぶ汝自身の実践の二字であり、信心の二字であるということを自覚して、有意義な仏道修行をしていっていただきたいと思います。