Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「仏法即社会」の先駆 神奈川に翻れ 正義の旗

2003.10.30 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

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5  神奈川は、わが故郷・大田と川一本隔てた隣であり、切っても切れない宿縁の天地である。
 さらに五十年前、私が支部長代理となった文京支部には、相模原や横浜の保土ケ谷方面にも同志がおられた。それまで以上に、青春時代の炎を燃やし、この神奈川を走ったことは懐かしい。
 戦えば戦うほど、戦野は広がり、励ますべき同志の人間関係も広がった。
 同志が悩み、苦しんでいたら、どこへでも飛んで行った。そして、そこで友を励まし、支部を応援し、勝利への確実な道を開いてきたのだ。
 悔いなき使命に生き、使命に戦う青春ほど有り難いものはないはずだ。
 そこにこそ、後悔なき人生の充実と勝利の土台が創造されていくからだ。
 私は、師を胸に抱きながら、常に戦い抜いた。走り抜いた。勝ち抜いた。この充実の青春には、永遠に悔いはない。
 わが愛する横浜の同志よ、尊敬する神奈川の同志よ! わが英雄たる大首都圏の同志たちよ! 
 今こそ「正義」の心と心の団結で、人間主義の勝利の旗を、わが神奈川城に高々と打ち立てよ。広宣流布の新しき航路を断じて開くのだ! 
 崇高な"人間の使命"を説き続けた十九世紀イタリアの大革命家マッツィーニの言葉を、私は贈りたい。
 「革命は民衆のために、民衆によって遂行されなければならない」(『ボルトン・マッツィーニの生涯』力富阡蔵訳、黎明書房)
 我らの勝利の暁に、君よ、あなたよ、最高無上の幸福の万歳を叫ぶのだ!

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