Nichiren・Ikeda
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第16回青年部総会
栄光の年めざし勇躍前進
1967.11.19 「池田大作全集」第3巻
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15 最後に、ホイットマンの「君に」と題する詩の一節を諸君に贈って私の話をしめくくります。
私は凡てを棄て、来って君の頌歌を作ろう。
誰も君を理解しないが私は君を理解する。
誰も君を公平に取り扱わない。
君もまた君自身を公平に取り扱わなかった、
誰しも君に不完全を見出すが、
私ばかりは君の中に不完全を見出さない。
誰しも君を従属させるが、私ばかりは君が従属することを決して承知しない者である、
私ばかりは君の上に主人も所有者も優者も君自身の中に本来持っている以上のものを置かぬ者である。
おお、私はつい今まで緩慢でありであった、
私は疾うに君にまっしぐらに行くべきであった。
私は君のことだけ饒舌って居ればよかったのだ、
私は君以外に何も歌うべきでなかった。
どうか来年の総会まで体を大切に元気で活躍し、一人一人がいちだんと立派に成長されんことを祈って、私の講演とさせていただきます。(拍手)