Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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中部本部幹部大会 広布の堅塁・中部を築け

1967.7.10 「池田大作全集」第3巻

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9  最後に、四条金吾殿御返事にいわく「真実一切衆生・色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり」と。すなわち、題目こそ一切衆生の留難を止むる根本の秘術であるというご聖訓であります。題目を真剣に唱えていけば、生命力がまず湧現してきます。それによって、色法も心法も共に健全になっていくのです。したがって、病気を克服していくことができるし、事故も未然に防いでいけるとの原理であります。無価値な、惰性的な生活に終始し、健康を害したり、事故を起こしたりする人は、決して真実の信心を貫いているとはいえません。むしろ謗法となります。
 心豊かに題目をあげ、すがすがしい日々の人生を送ってください。この題目が一切の生活の根本であります。そのうえに、よく睡眠をとっていただきたい。そして、生活のうえに、道理正しいリズムをつくっていくのが妙法の信心であるということを忘れないでいただきたい。さる二月に起工式を行ないました名古屋文化会館も、来春には竣工する予定です。名古屋城とは、堀一つ隔てたところで、文化のかおりも高い絶好の地にあり、交通の便もよい。その完成を楽しみに、さらに、朗らかに、元気に前進してください。
 中部の皆さん方のご健康とご健闘とを心からお祈り申し上げまして、私の話を終わらせていただきます。(拍手)

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