Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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九州本部幹部大会 常に先駆の九州たれ

1967.7.9 「池田大作全集」第3巻

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10  話は変わりますが、九州といえば、毎年、大型の台風に襲われて、ばく大な被害をこうむってきた。今年もすでに台風の一つがまいりました。日蓮大聖人は如説修行抄のなかで「吹く風枝をならさず雨つちくれを砕かず」と申されております。この御訓のとおりの理想社会の建設、達成、実現に働く私どもこそ、世界最高の強く、尊い、そして社会に貢献した人であると、私は確信するものであります。(拍手)また御義口伝の宝塔品に「譬如大風吹小樹枝」――譬えば大風の小樹の枝を吹くが如し――との御文がございます。大聖人は「譬如大風とは題目の五字なり吹小樹枝とは折伏門なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは大風の吹くが如くなり」と仰せられております。
 折伏の大風こそ、一切の不幸、一切の災難を打ち払う大風であるとの御金言であります。この大聖人の仰せのままに、折伏の大風を巻き起こし、全国の先駆を切って、九州の地を繁栄させ、常寂光の仏国土に変えていっていただきたいと思います。
 最後に、くれぐれも体を大事にしてください。決して事故など起こさず、また他人に迷惑をかけるようなことがあってはいけません。あくまで常識豊かに行動し、社会を、隣近所を大切にし、誰もが納得できるよう道理にかなった信心即生活であっていただきたいと思います。九州の同志の皆さんの健康と、一人の退転者も出ないことを祈って私の話を終わります。(拍手)

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