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日蓮大聖人・池田大作

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第二東京広布30周年記念支部長会 朗らかに広布共戦の歴史を

1986.7.18 「広布と人生を語る」第9巻

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6  病気で悩む人に
 医師の診断に任せることはとうぜんだが、自身の願いをひたぶるな唱題にこめ、祈念していくことが何よりも肝要である。御本尊は私ども衆生の主であり、師であり、親である。三徳具備の仏様であられる。ゆえに、その御本尊に、子供が一心に親を慕うようにおすがりし、強盛に祈りぬいていくことである。
 上野殿すなわち南条時光は、二十三歳のとき大病にかかっている。大聖人は時光のために真剣に祈念され、時光自身も生きぬきたいと強盛に祈った。そして、弟は十六歳で他界しているが、時光は五十一年間も命を延ばしたのである。このように、御本尊への信と祈りを根本に、病苦を乗り越え、堂々たる人生を歩んでいただきたい。

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