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「富士美術賞」第一回授箕式 父母のごとく会員を大切に

1986.5.9 「広布と人生を語る」第8巻

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4  戸田先生は、人生の、また人間としての生き方を教えてくださった、偉大な師であられた。その戸田先生が、晩年、「ともかく人生は強気でいくのだ」とよくいわれた。
 たしかに弱気の人は、いつも愚痴をこぼしたり、なんとなく暗く、沈みがちである。そういう人のところには、批判や愚痴の人は集まっても、明るく生きいきとした人は集まってほこない。要するに、退転しそうな人しか集まらない存在になってしまう。
 しかし、広布の使命に生きる私たちは「ほんとうにあの人のように、しっかりとした躍動の人生を歩んでいきたい」「あの人のあとに続いて、強盛な信心をしぬいていきたい」といわれる存在でなくてはならない。それを戸田先生は”強気の存在”といわれ、そうでなくては人々はついてこないといわれたのである。
 もちろん、強気といっても、いばるということではない。強い確信という意味にもなるし、結局は強盛な信心といえると思う。

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