Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

「5・3」記念関西代表幹部会 妙法の道を、平和と文化の橋を

1986.5.3 「広布と人生を語る」第8巻

前後
9  ゆえに、大法を護持していながら、うつろいやすき、目先のさまざまな現象に紛動されることほど愚かなことはない。表面的な華やかさや気楽さを幸福と錯覚したり、うらやんだりする必要もない。それらはしょせん、「夢の中の人生」「幻のごとき幸福」であるからだ。
 それに対し、正法広布ひとすじに進みゆく私どもの人生は「寤の人生」であり、「常楽我浄の幸福」への歩みなのである。
 つまり、信心の労苦、広布の労苦はそれじたいが、そのまま無上の大歓喜となり、「無量の福運」となっていくのであり、かけがえのないわが人生に、深き価値と意義とを刻みつつ、「無辺の福徳」を積んでいけるのである。
 どうか、皆さま方は生涯、御本尊の無量の功徳につつまれながら、自身の生命の宮殿をかぎりなく開きつつ、最高の人間道である、この信心の道、広布の道を、どこまでも堂々と、誇らかに歩みとおし、すばらしき一生を飾っていっていただきたい。

1
9