Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「立宗宣言の日」記念勤行会 「八風」に揺るがぬ信を

1986.4.28 「広布と人生を語る」第8巻

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8  たとえ今、難があったとしても、多くは、悪口や中傷、誹謗ていどのものである。そうした難で動揺し、自身の信念を曲げ、同志を裏切っていくなどということは、人間としてもまことに情けない卑劣な生き方である。
 まして仏法の偉大さを教えてくれた学会の恩を忘れ、自らのエゴと慢心のうえから批判し敵対するにいたっては、畜生界にも劣る所業といわざるをえない。
 また今、私の時代のうちに、あらゆる「難」をうけ、未来へ向けていっさいを磐石にしておきたいと念願している。そのために何十年先、何百年先までの広宣流布への手を打っているつもりである。
 ともあれ、私どもの実践はいっさい、広宣流布のためであり、一生成仏のためである。わが身のみならず、悩める友のために尽くしきっていく尊き人生なのである。
 世界には、まだまだ無数の不幸な人々がいる。その人々を御本尊へと導き、幸福へと導いていくのが広布の先駆者、リーダーとしての私どもの使命である。その民衆救済への慈悲の行動のなかにこそ学会精神があり、また御本仏の心にかなう実践があると信ずる。

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