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日蓮大聖人・池田大作

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創刊三十五周年記念「聖教文化賞」授賞式… 広布の歴史刻む黄金の日記

1986.4.17 「広布と人生を語る」第8巻

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6  なにごとにも目的とするゴールがある。たとえば、どんなに途中まで頑張ったとしても、到達する前に道を離れ、退してしまったとしたら、栄光のゴールインという満足感を味わうことはできない。
 植村氏は、ともかく、自分が決めた自分の道を、だれが何と言おうとも、自分自身で歩み、走り、踏破していくところに最高の満足があり、喜びがあるとの人生観であったようだ。すなわち、自分で決めた道である以上、一歩も退くことなく、何があろうとも、最後の最後まで歩みきっていく。人生において、そのときの満足感にまさるものは何もない、との信念の叫びであったと思う。
 ましてわれわれの、妙法を根本とした人生の道は、無量無辺の満足と歓喜の歩みである。ゆえに、どうか皆さま方は生涯、強き自己の信念の歩みを最後のゴールまで持続し、貫いていっていただきたい。

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