Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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学術部、女性医学者、青年部、アルゼンチ… 一切は信心の一念に

1986.3.22 「広布と人生を語る」第8巻

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9  戸田先生は、こうした御本仏の大慈大悲の御姿を涙とともに語るのが常であった。すなわち、御本仏の人間としての外用の御姿、仏界所具の人界の御姿を拝するとき、「御本仏がこういう御苦労をされたのだ。門下であるわれわれも何があっても辛抱していかなければならない」と、くり返し言われていた。
 また「大聖人の大慈大悲を世界に宣揚しなければならない。大聖人ほどの仏様は断じて他にいらっしゃらない」とも指導されていた。
 ともあれわれわれは、このすばらしき末法の御本仏日蓮大聖人を信じ、その永遠不滅の仏法を行じ、弘めているわけである。これ以上の栄光の人生は絶対にないのである。
 その偉大なる大法を広宣流布するために出来たのが創価学会である。その幹部であり、指導者である皆さま方は、使命深き立場にふさわしい信念と自覚がなければならない。それを忘れて、世間一般となんら変わらない人生であったならば、何のために信心したのか、その根本の目的まで見失ったことになる。
 それぞれさまざまなご苦労はあると思うが、どうか、末法万年の大法である大聖人の仏法を奉じ、近くは戸田先生という偉大な指導者のもとに連なった広布の同志として、深き使命のうえに、これからも日々さっそうと信行学の実践に精進していっていただきたい。

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