Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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全国代表者記念懇談会 開創七有年、創立六十周年の山へ

1985.5.8 「広布と人生を語る」第7巻

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8  また報恩抄には「謗法の人人も国に充満せり、日蓮が大義も強くせめかかる修羅と帝釈と仏と魔王との合戦にも・をとるべからず、金光明経に云く「時に鄰国の怨敵是くの如き念を興さん当に四兵を具して彼の国土を壊るべし」等云云、又云く「時に王見已つて即四兵を厳いて彼の国に発向し討罰を為んと欲す我等爾の時に当に眷属けんぞく無量無辺の薬叉諸神と各形を隠して為に護助を作し彼の怨敵をして自然に降伏せしむべし」等云云」との御金言がある。
 これからも、いかなる困難に遭遇したとしても、強盛なる信心さえあれば「我等爾の時に当に眷属無量無辺の薬叉諸神と各形を隠して為に護助を作し」、すなわち目には見えないようであるが、しぜんに諸天善神がさまざまな働きとなって、広布に生きゆくわれわれを守り、「彼の怨敵をして自然に降伏せしむべし」、つまり勝利しゆくことは絶対にまちがいないとの御文と拝するのである。どうか、この御文を深く体して、晴ればれと、また次の山をめざして精進をお願いしたい。

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