Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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富山県記念支部長会 人生の究極は”歓喜”

1982.9.11 「広布と人生を語る」第4巻

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12  九月十二日は、日蓮大聖人が「竜の口の御法難」にあわれた日である。その御法難のさいは、死刑囚として、その御身をば晒し者のごとく、鎌倉の道をひかれていかれたのである。この御姿をお偲びするごとに、私は紅涙したたる思いがしてならない。
 その御姿を拝するならば、私どもの難はあまりにも小さい。私への非難、中傷、も、まったく微々たるものと思っている。私どもは、大聖人の御一生の御姿を拝しながら、潔い信心の誇りを、生涯にわたって失ってはならない。
 富山の方々は、これまで大変ななかをほんとうによく戦ってこられた。よく耐えてこられた。耐えることが信心の一つである。ともあれ、皆さまの心情を思うとき、私はこれからも全力をあげて「富山がんばれ!」と申し上げながら。惜しみなく応援していくつもりである。
 ご長寿であっていただきたい。所願満足の人生であっていただきたい。生活のうえに、勝利を飾っていただきたい。そして、いずこの地にあっても、「私は富山の出身である」との誇りをもって、後世の人たちの先鞭をつけたといわれる一人ひとりであっていだたきたいのである。

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