Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第三東京男子部勤行会 人間革命こそ時代の主潮

1977.2.21 「広布第二章の指針」第9巻

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7  日々の勤行の実践については、諸君も真剣に自己に挑戦しながら臨んでいることと思う。苦しい時もあろうが、五座三座の勤行だけは、自分自身の一生を飾る基礎となり、根本土壌であるから、粘り強くあせらず挑戦してほしい。この実践を繰り返すうちに、ゆうゆうたる人間革命の境涯に入っていけるのである。
 「仏法は体、世間は影」と御書にも説かれているが、この「体」とは、五座三座の勤行とも拝せよう。勤行を根本とする姿勢が、生活、社会を変革しゆく根源のリズムとなっていく――この確たる充実感を、諸君は今後の人生により深く体験し、光り輝く人間革命の当体となっていただきたい。
 今日の世界的な創価学会を築いたのは、諸君の父母であり、いまは亡き多くの先輩同志であった。諸君に望みたいことは、先師、恩師とともに、そうした広布の諸先輩がいわれなき批判と中傷の嵐を越え、いかなる苦難にも微動だにせず、前進してきた信念の姿勢を立派に継承してほしい、ということである。
 「難を、活動の発条にせよ!」という覚悟の姿勢が、「本末究尭等」の原理で、正法を守り、全会員を守りぬくことに通じるのである。このことを深く銘記し、各分野で、なくてはならない一級実力の人材に成長していくよう、心から念顧してやまない。(要旨)

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