Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回中等部総会 忘るな正義と信念

1970.8.17 「池田大作講演集」第3巻

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9  妙法の大空を悠々と乱舞
 また新池御書には「鳥の卵は始は水なり其の水の中より誰か・なすとも・なけれども觜よ目よと厳り出来て虚空にかけるが如し、我等も無明の卵にして・あさましき身なれども南無妙法蓮華経の唱への母にあたためられ・まいらせて三十二相の觜出でて八十種好の鎧毛生そろひて実相真如の虚空にかけるべし」とあります。
 諸君は妙法を唱えることにより、大聖人に暖かくはぐくまれ、完全なる人格を形成して、この地球上を遊戯していくことができるようになる――こう拝せる御金言であると思います。
 諸君の年代は学問においても、人格の形成の面においても、基礎づくりの段階である。このときに大聖人の仏法をたもった諸君は、未来に大鵬と育つことは間違いない。諸君が不動の信心を貫いて、妙法の大空を悠々と舞う日がくることを、私は確信したいのであります。
 諸君の健全なる成長を心よりお祈りするとともに、その成長を見守ることを、私の人生の唯一の楽しみとさせていただきたいことをお願いし、話を終わります。

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