Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第33回本部総会 人開勝利の大文化めざして

1970.5.3 「池田大作講演集」第3巻

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24  いよいよ高まる広布の時運
 最後に、私どもの真実の叫びが、やがて世界に響き渡ることを信じつつ、光輝につつまれた生涯の思い出の日々をともどもに進んでいきたいと、念願するものであります。
 選時抄にいわく「夫れ仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし
 上野殿御返事にいわく「一切の事は時による事に候か、春は花・秋は月と申す事も時なり
 妙密上人御消息にいわく「上一人より下万民に至るまで法華経の神力品の如く一同に南無妙法蓮華経と唱へ給ふ事もやあらんずらん、木はしづかならんと思へども風やまず・春を留んと思へども夏となる」云云と。
 時ほど偉大なものはない。時にかなうほど力強いことははない。時は宇宙生命の大リズムであるようにも思える。正本堂建立、広宣流布への時運は、いよいよ高まり、未曾有の壮大な生命と、宇宙の儀式が展開されることは必定であります。 
 日達上人猊下のご清穆せいぼくと宗門の限りなき繁栄を祈願しつつ、また皆さま方のご健勝と、前途がますます栄光の道に輝くことをお祈り申し上げ、私の講演を終わらせていただきます。(大拍手)

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