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日蓮大聖人・池田大作

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第17回女子部総会 生涯、清らかに人間解放の先駆を

1968.10.20 「池田大作講演集」第1巻

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8  学会に根を張り社会に乱舞
 次に、末法でただ一つの和合僧団である我が学会を大事にしていきたいということを重ねて申し上げたい。創価学会は、皆さん方全員の学会であり、日本の人々の学会である。のみならず、もはや全人類のための学会といってもいいすぎではない。
 したがって、学会を支え学会を守る人は、即、令法久住の人であり、とりもなおさず、自分自身を支え、そしてまた社会を支え、全世界を支え、守ることに通ずると自覚していただきたい。皆さん全員が、学会に深く根を張り、学会を我が心の依所、自分の家と心得て、常にここから出発して、思うがままに社会に乱舞し、生ききっていっていただきたい。(拍手)
 信心、そして学会に根を張っている人は、将来、絶対に栄えていくでありましょう。どんなに風雪があろうが霜が降ろうが、大地に深く根を張った草木は、必ず再び春の陽光を浴びて、芽を出し、葉を茂らせ、花を咲かせていくことは、道理なのであります。それに反し、大地に根を張らずして枯れきった草木は、時がきても再び花を咲かせることができません。
 このたびのメキシコ・オリンピックでは、聖火の最終ランナーが、二十歳の女性であった。皆さん方は、どうか、二十一世紀の開幕を告げる、平和と栄光の妙法の聖火を高く掲げて走るランナーであっていただきたい。(拍手)
 そのランナーは、人々の胸中に希望の灯を点火していく最も尊いランナーである。こういう深い使命と有意義な人生を歩んでいることを、自覚したランナーであっていただきたい。(拍手)
 最後に、皆さん方の健闘と健康を心から念じて私のあいさつといたします。(大拍手)

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