Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

全員が指導者に 第4回教育部総会

1965.7.30 「会長講演集」第13巻

前後
2  教育といえば、牧口先生は、大東亜戦争中、罰論を中心に戦われました。それに対して、戸田先生は、どちらかといえば、功徳論を表に戦われました。
 日蓮大聖人様は「悩乱する者は頭破七分、供養する者あれば福十号に過ぐ」とおおせであります。すなわち、信心をまじめにする人は福運を須弥山の高さほど積んでいけるし、反対に誹謗する者は頭破七分となる。その因果の理法だけは厳然たるものであります。
 したがって、私どもは、大宇宙の大法則である妙法蓮華経の当体であるとの確信をもって、厳然たる折伏をしてまいりたいと思いますけれども、いかがでしょうか。(拍手)
 どうか自分自身のために、元気になって題目をあげきっていただきたい。十万遍や二十万遍などとケチなことはいわないで、勇敢に、男らしく、求道者らしく、百万遍、二百万遍、三百万遍と、大御本尊様と取り組んで、どういう現証が出るか、どのように自分が革命されるかということを、りっぱに証明していただきたい。
 また勇敢に、元気いっぱいに大聖人様のおおせどおりに、この一年間、折伏をしぬいてごらんなさい。どれほど自分が変わるか、実践していただきたい。学会活動に勇んで自分から実践していただきたい。研究してもらいたい。体験してもらいたい。
 また御書に取っ組んで、どれほど大聖人の哲学が深いか、ぜんぶそれを網羅してみよう、自分のものにしてみよう、だれよりも自分が知ってみよう、こういう決心で研究にぶつかっていただきたいのです。あいまいな態度で信心していれば、中途半端な人間革命しかできません。学会の中枢は、皆さん方教育部の先輩でほとんど占めております。それを見習って、いな、それを乗り越えて新しい創価学会の、新しい王仏冥合の、新しい公明党の力強い先駆者になっていただきたいことを、心から念願いたしまして、私の激励とさせていただきます。ご苦労さまでした。(拍手)

1
2