Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

会長が”不開門”開く 第63回本部幹部会

1965.7.25 「会長講演集」第13巻

前後
5  あくまでも、気持ちとしては“ただいま臨終”の気持ちで信心し、広宣流布の戦いをしなくてはなりません。その意味においては、日達猊下のいらっしゃるあいだになんとか達成したい。これが私の精神であります。
 しかし、さきほども申し上げましたように、広宣流布は御仏智であります。ただ創価学会としては牧口先生の時にも「いまこそ国家諫暁すべきである」戸田先生の時も「いまこそ広宣流布すべきである」と。また私もその決心であることはとうぜんです。
 しかし、広宣流布がいつの時代になるか、それはなんとも申し上げることはできません。しかし、そのような気持ちで進むことが、私は正しいと思っているのであります。また皆さん方のお子さん、お孫さんにも、その精神だけは伝えていただきたいと思うのであります。“いつの日かは、かならず実現するのだ”と。ですけれども、その途中のご奉公のほうが、思い出がたくさんできて、いいかもしれません。(笑い、拍手)結局いまがいちばん楽しい時です。今です。今を、最高の仏道修行の時と思い、最高に福運を積める時と考えて、少しぐらいたいへんなことがあっても、死んで阿鼻叫喚地獄にはいることを思えば、なんの苦しみですか。大御本尊様をたもった人が、世界一に幸福でないわけがありません。(拍手)
 それを疑えば不信です。それを信じきっていけば、因果倶時で、そうなっていくことは決まっています。八月の幹部会の時に、また猊下をお迎えして、元気いっぱいで集まりましょう。(拍手)

1
5