Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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信行の題目を実践 夏季講習会第4期大幹部会

1964.8.9 「会長講演集」第11巻

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5  ぜんぶ御書に書いてあります。ぜんぶ大白蓮華、巻頭言、聖教新聞に出ております。それを実践すればいいわけであります。根本は御本尊様、題目です。「万法は一法より生ず」そしてまた「無量義は一法より生ず」と。その「一法」とは、南無妙法蓮華経を根本として、思索し、聖教新聞、大白蓮華を読んでいくならば、いっさいが応用できないわけはないのです。
 ですから、皆さん方が、ぜんぶ最高責任者と自覚し、自信をもって、私を中心に、ずうっと下にいくのではなくして、私を中心に御本尊様のもとに横に、横隊に並んでいく、これが学会精神であり、私の指導方針なのです。その心をどうかわきまえていただいて、楽しい、これからのまた戦いをすすめていこうではございませんか。
 この短期間である三日間のあいだに、なんでもいいから一つだけでけっこう、自分のものにして帰りなさい。来年の夏季講習会に、元気いっぱいに成長した姿を見せていただきたい。このことを御本尊にお願いしています。
 一歩下山すれば、悩みと戦い、指導の戦い、折伏の戦い、社会の戦い、職場の戦い、さまざまの戦いがあります。そのときに、この三日間のなかにおいて、一年間の原動力をつかんでいってもらいたい。苦しいとき、寂しいときに、その一つ自分がつかんだものを思い出して、また題目をあげて、ゆうゆうとそれを乗り切って、来年の夏季講習会を霊鷲山会で、楽しくまたやってきて、そしてまた次の一年間の原動力になってもらいたい。これが私のお願いであります。

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