Nichiren・Ikeda
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五万の学生と共に進まん
第7回学生部総会
1964.6.30 「会長講演集」第11巻
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5 けっして独断的な行動をとっているのではない。それは、日蓮大聖人様のおおせどおりにやっております。大聖人様のおおせに間違いがあるわれは絶対にない。だが、それをわからせるために、なんらかの、そこに類似点を研究してもらいたい、教えておきたい、こういう意味から申し上げたのです。
心ある学者は、政治構造の根底には倫理・哲学・宗教がなくてはならないと叫んでおります。心ある学者は、民主主義の根底には、ひとりひとりの心の奥底に、コンクリートのような道徳・哲学・宗教がなかったならば完成できるわけはないともいっております。
したがって、当面問題の政治は政治として大事ではありますが、真実の宗教は生活の源泉であり直結しています。
したがって、哲学の、宗教のこの大運動は、これこそ深遠なる大政治運動につながると確信しなくてはならないと私は思うのです。(拍手)
どうか、また、この一年間、からだを大事にして、しっかり勉強して、来年の総会のときには、一段と成長して、きょう集まった一万二千人の代表の方々がひとりも退転せず、一段と元気で集まっていただきたいことを最後にお願い申し上げまして、私の話とさせていただきます。
たいへんご苦労さまでございました。