Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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前進の源泉、教育部 第2回教育部全国大会

1963.8.1 「会長講演集」第10巻

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5  そういう考えでありますけれども、そういう大きい、日本全体のため、社会のため、子孫末代のためへの戦いであるということを知っていただきたいのであります。
 その根底となるのは、どうしても信心であります。日蓮大聖人様も「妙法を色心と開覚する、それが勇躍歓喜なりと説くなり」とおおせであります。大聖人様の仏法は、色心不二の哲学、永遠不滅の大聖人様哲学なのであります。私どもは愚かであり、未熟でありますけれども、大御本尊様は間違いない。大聖人様の色心不二の大仏法は間違いありません。それを受持する、色心不二が生命の真髄であるということを知ることは勇躍歓喜なのである、大功徳を受けるのであるとのおおせであります。
 どうか日蓮大聖人様の御書、また大聖人様のお教えそのままを、日寛上人様、歴代の猊下がおしたための富士宗学要集等を、読んで読んで読み切っていただきたいのであります。読まずして、実践せずして批判する人はひきょうです。男らしくありません。
 あくまでも、日蓮大聖人様に頭を下げることは恥ではありません。どこにも私どもは頭を下げる必要はないでしょうが、大聖人様だけには、御本尊様には、そしてまた、永遠に衆生をひとりももらすことなくお救いくださる、日蓮大聖人様の大生命哲学だけにはこうべをたれ、そしてまた実践に実践をし、研究に研究を重ねていくことが学会の幹部であり、そしてまた時代の先駆者であり、教育部の信心のありかたであるということを訴えて、私の激励のことばといたします。ご苦労さまでございました。(拍手)

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