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日蓮大聖人・池田大作

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諸君こそ世界の指導者に 第6回学生部総会

1963.7.14 「会長講演集」第9巻

前後
3  どうか、私はそれだけを期待しております。諸君の道だけは、できうるかぎり開ききっておきます。あとにつづくを信じております。もしか、それを裏切ったり、そんなことはどっちでもいいという人がいるならば、それもけっこうです。だが仏法は勝負です。十年先、二十年先、まともに信心をしきり、日蓮大聖人様のおおせどおりの実践をした人と、それから、バカにして、せずして去った人と、どういう結果になったかということを、おのおのが体験者として、証明者として、私は見ていただきたいのであります。
 最後に、この席上を借りて、たいへんに申しわけありませんが、先日来、選挙の闘争をし、大勝利を収め、また組織の大確立をして、五月、六月、七月と、前進に前進を重ねてまいりました。それで、諸君のほうも、今回の総会をめざしてたいへんな活動であったと思います。
 したがって、八月度そして九月度、二か月間は、本部としては、あくまでも指導、座談会の月として、それを根本として、折伏成果の発表、そういうことを、いっさいしないようにいたします。したがって皆さん方は、八月、九月と体育大会もあるでしょうし、また勉強もしっかりやっていただきたいし、学会全体の方々に申し上げたいことは、生活をしっかり確立して、商売、事業のほうの整とんをして、次の戦いへの足固めをしていただきたい、こういうふうに私は念願しているわけであります。
 どうか、お金のある人は「バカンス」で楽しんでもいいのですし、「レジャー」で楽しんでもいいのだし、また皆さん方のおとうさん、おかあさんは、むすこさんや娘さんをお連れして、ゆっくりと約束を果たしていただいて、遊びに行くこともけっこうであります。だからといって、それをやって流されて退転してはいけません。そういう意味でなくして、信心根幹として「衆生所遊楽」です。そういう豊かな心をもって、そして方針は、指導、座談会を根本として、この二か月間を楽しく結果になったかということを、おのおのが体験者として、証明者として、私は見て、足元を固めつつ前進していっていただきたいことを最後にお願い申し上げまして、以上をもって私の話とさせていただきます。ご苦労さまでした。

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