Nichiren・Ikeda
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法戦場・座談会を盛り上げよう
関東本部幹部会
1963.6.7 「会長講演集」第9巻
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4 最後に、私は皆さん方の会長として、ほんとうに申しわけない心でいっぱいでありますが、私は私なりに真剣に戦っております。皆さん方の激励もしているわけなのです。しかし、いかんせん日本全国、全世界にまたがってきた状態でありまして、個人個人の指導をすることができない場合もあるし、できなくなってきていることも、どうかその点だけはご了承願いたいと思うのであります。
ただし、いかなる政党、団体、教団においても、ほとんどが四十代、五十代、六十代の人々が総裁であり、会長であり、社長であり、そういう責任者の年齢でありますが、わが創価学会だけは、根本は絶対にカのある、宇宙にただ一つの大御本尊様がおわします。また皆さん方も、純粋なる気持ちをもって私を守ってくださっておりますが、私は、まだ三十代であります。これから私の働き盛りでございます。
したがって、いかなる戦いにおいても、いかなる三障四魔と戦っても、絶対に十年、二十年、勝って勝って勝ちまくっていける自信と、そしてまた確信とがありますから、これでいいでしょう。
どうか、本部長のもとで、折伏は少なくてもけっこうです。こういうと、おこられるかもしれないけれども、第一にも第二にも仲良く、団結をして、自分自身が人生を楽しみきり、そしてまた家庭を絶対確立しきり、ともに不幸の人々をひとりでもふたりでも救ってあげよう、救っていこうという、たった三十年か五十年の人生であります。有意義に暮らしていっていただきたいことをお祈り申し上げ、私の激励といたします。