Nichiren・Ikeda
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広布へ無限の前進
東京第一本部幹部会
1963.6.3 「会長講演集」第9巻
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4 最後に、私はご存知のように、さきほどからも「会長」とか「先生」といわれて、ほんとうに私は穴があったらはいりたい気持ちです。尊大ぶることもできませんし、その必要もないし、偉いと思ってもおりませんし、皆さん方の代表として会長になっていることに対して、ほんとうに私は申し訳ない気持ちであります。
だが、ひとたび会長になったからには「恩師の教えを実践しきってまっとうしたい。なんとか広宣流布を実現したい」この念願でいっぱいであり、私は私なりに一生懸命やっております。
だからといって堅苦しい行き方はできませんし、そういう形式ぶったことは、絶対今後もしていきませんし、いままでもしません。ありのままに、広宣流布をめざして、ゆうゆうと楽しく、そしてまた根本問題については毅然たる態度で指揮をとらせていただきますから、未熟な私を、皆さん方全員の幹部の方々が、とくに縁の深い第一本部の幹部の方々が、他の幹部の方々よりも百倍、千倍も強く守っていただきたいことをお願いして私のあいさつとします。