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日蓮大聖人・池田大作

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広宣流布の使命 埼玉総支部幹部会

1962.5.10 「会長講演集」第7巻

前後
4  そのときは、信心しませんでしたけれども、七百年たって、北条一家が信心したわけです。これは、ずいぶん長い折伏です。また七百年もたって、信心したご一家ですから、その日蓮大聖人様に対するご恩返しと、いままで強情をはったぶんを、国会や、それから広宣流布のために、爆発させていくということも、とうぜん考えられると、私は思うのです。
 北条先生も、べつに自分から立ちたいと思って、立ったわけではないのです。私とて、自分から会長になりたいと思って、会長になったわけではありません。だれか、確信あれば、なりたい人がいれば、いつでも代わります。そのかわり大罰を受けないようにしてもらいたいと思います。北条先生も同じです。
 しかし、広宣流布のために、おのおのの役目があるのです。使命があるのです。
 信心をきちんとすれば、それが証明されてくるし、わかってくるし、そういう意味から、学会の人事については、どうか信頼していただいて、このご年輩で、朝な夕な駆けずり回って、広宣流布のために立ち上がってすすんでいる北条先生を、くれぐれもご後援していただきたいと、心から念願するものでございます。
 最後に、皆さん方が、どうか、この選挙をとおしても、また一日一日の仏道修行をとおしても、お会いするたびに、はつらつと、生活のうえでも、こんな功徳が出た、病気もなおった、女学生、中学生のような気持ちで元気だというふうに、大見えをきって、私どもと会えるようになっていただきたいと、このことを心からお祈り申し上げまして、私の話とさせていただきます。長いあいだ、ご苦労さまでございました。

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