Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

参院戦への指針 東京第三本部幹部会

1962.5.6 「会長講演集」第7巻

前後
5  最後に日蓮大聖人様から、おほめのことばをいただけばいいではありませんか。
 人々が、なにやかや、ほめたからといって、それはおせじです。自分が生きていくことが楽しくて楽しくてたまらない、こういう自分を築けばいいのですから。あとはご仏智です。
 それで、和泉先生と北条しゅん八先生が、きょうはおいでになられましたが、おふたりのことについては、先輩の方からいろいろと、その功績、功労等においては、お話があったと思いますから、よく皆さん方もおわかりくださっていると信じますゆえに、なにも私は申し上げません。
 ただ、和泉先生は二十何貫で、えらく太って、それで「和泉先生!」といっても、三分ぐらいたってから「なんだい」などという、ひじょうに、からだの重い人ですから、その点、皆さん方が、ひとつ身を軽くして動いてあげていただきたいと思うのです。
 それから、北条しゅん八先生も、自分は一生、青年として、青年の気持ちでがんばると、けなげにおおせくださっておりますが、なかなか「年はあらそえない」ということわざもありますように、七十歳の老齢です。なにやかや、たいへんであると思います。貴族の生まれで、口のききかたも、ひじょうにお上品で、雄弁というほどでもありませんから、皆さん方が北条さんの口にかわって、雄弁なる訴えをしてあげていただきたいと、こう切望します。
 どうか落ち着いた行動をとっていただきたいことと、それから事故を起こさないようにお願いいたします。礼儀正しく、喜びに燃えて、支部員に対して、それから折伏にいっても、相手が納得のいくように、理解できるように、ひとつ、じっくりと、静かに話をしていけるような指導者になっていただきたいと、以上申し上げまして、私の話といたします。

1
5