Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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広布途上における大講堂建設の意義  

1958.2.1 「会長講演集」第4巻

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4  四、御本山の威容
 いま、本山において、主要なる建物をみれば、客殿、奉安殿、講堂、五重塔、御影堂等がある。そして、これらの堂宇は、広宣流布への途上にあって、それぞれ大事な行事が行なわれていくのである。すなわち、大客殿は、勅使派遣のときのために、大講堂は、真実の仏教、教学振興のために。
 はじめ学会の折伏戦が行なわれるや、大衆は学会の組織に目をみはり、その力の偉大さに注目をしたものであった。学者等は、創価学会の、初代会長、牧口先生の価値論をもって、学会の全体なりとみてきた。しかるに、大講堂建立の暁は、大聖人様の仏教哲理をば、必ずや、注目するにいたっていくことは、必然なことである。大講堂こそは、世界唯一の、全世界の思想を指導していく源泉となることを信ずるものである。
 原水爆におののく東洋の元首、指導者たちが、唯一の人類救済の指導原理であり、東洋仏法の真髄たる、末法の救世主、日蓮大聖人様の仏法をば、この講堂に、聞きにくることも、間近に迫ってきているのを確信するものである。(当時、参謀室長)

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