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日蓮大聖人・池田大作

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第一回本部幹部会 幹部は指導力を持て

1960.5.27 「会長講演集」第1巻

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6  最後に、私のもっとも尊敬し、信頼する石田先生が、総支部長としてこられております。信心強盛であり、人格高潔で、信じきっていけるりっぱな総支部長でございます。どうか総支部長を私と思って、今後の闘争に、より以上の団結と、より以上の功徳をうけるための闘争をしていただきたいと切望しておきます。
 もうひとこと重ねて申し上げておきたいことは、九州の人たちは非常に元気旺盛ではありますが、邪宗折伏にあっては師子王のごとき闘争力も必要でありますが、信心指導、一般の日常生活においては、だれよりも礼儀正しく、謙虚の心を失わないでいただきたいと思います。ぜんぶ邪宗闘争と同じような気持ちで、電車に乗ろうが、バスに乗ろうが、おい学会員だぞ、早く乗らないかというような行き方は法を下げます。闘争にあっては毅然たる大闘争力を出し、あとは礼儀正しく、謙虚の心を失わないでいくことが大切だと思います。
 また、ひとりの人を指導する場合でも、話をする場合でも、このひとりの人に対して納得のいくように親切に真剣に指導して折伏してください。
 なぜならば、その人が将来の会長になるかもしれませんし、その人が将来の総支部長になるかもしれないし、その人が千人、二千人も折伏する原動力になるかもしれません。その人が東洋広布の先陣を切る人になるかもしれません。ひとりの人であってもムダにしないで、ぜんぶ全力をあげて一対一の指導に折伏をしていただきたいと思います。

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