Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

フレッシュマンの輝き 社会の大海原で 自己を鍛え抜け

2009.4.21 随筆 人間世紀の光5(池田大作全集第139巻)

前後
9  社会部で生き生きと活躍する、創価同窓の女性から、嬉しい便りをいただいたことがある。
 世界規模の事業展開をしているメーカーに入社した。最初は、遣り手のベテラン社員にまじって会議に出ても、聞いたこともない専門用語が飛び交い、呆然とするばかり。悪戦苦闘の毎日が続いた。
 しかし、創価の「負けじ魂」で発奮した。毎朝五時に起きて、唱題そして猛勉強を重ねた。朝は一番乗りで出社し、職場の雰囲気を盛り上げていった。そして入社二年目にして、実に、年間二億円という全国トップの営業成績を収めたのである。
 その仕事ぶりをじっと見ていた上司は、「あなたはいつも元気で、前向きで、周りの人を幸せにしてくれる。だから、創価学会は善だと思う」と語り、自ら希望して学会へ入会された。
 信心を根本に、師弟の結合を力として、多くの友が、荒波を勝ち越え、社会に厳たる実証を示してくれている。
 誉れの共戦の盟友に、健康あれ! 栄光あれ!
 私は、妻と夫婦して祈り続ける日々だ。
 「鉄鋼王」と謳われたアメリカの実業家カーネギーは、青年を励まして語った。
 いかなる道であれ、「その道の達人になろう」と決めることだ(『鉄鋼王カーネギー自伝』坂西志保訳、角川書店)、と。
 自分のいる場所で、プロになれ! 一流と輝け!
 若き新社会人の皆さんは、未来の「達人」を目指して、今日も明日も、フレッシュな息吹で、走り進むことだ。
 私は待っている。君たち、あなたたちが、人生と社会の「勝利の達人」と飛翔しゆく、その時を!
 それが、私と皆さんとの「約束」だ!
 頑張れ、創価のフレッシュマンだちよ!
  君もまた
    尊き創価の
      勇者なば
    誠実一路で
      この世かざれや

1
9