Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

農漁村の春の喜び 人も自然も輝け! 立正安国の大地

2009.3.1 随筆 人間世紀の光5(池田大作全集第139巻)

前後
11  インド近代農業の父スワミナサン博士は、私との対談で力説しておられた。
 「人間と食物の関係は単に生命を維持するだけのものではなく、文化を支え、自然への畏敬の念を支えるものなのです。食物は、人間を謙虚にします。
 私たちは、この『自然』と『農業』と『文化』の三者の関係を、さらに強化しなければならないと、強く信じています」(『「緑の革命」と「心の革命」』。本全集第140巻収録)
 農漁村を使命の舞台として活躍する皆様方こそ、最先端の「生命共生の哲人」「文化創造の旗手」なのだ。
 なかんずく、スワミナサン博士が、人類の栄光と勝利の象徴とされていたのは、農漁村に生きゆく女性たちの笑顔である。
 愛する地域の方々と共に、皆様が最高の充実と幸福を満喫できる地域社会を創りゆくことこそ、調和と共生の新たな地球文明の夜明けとなる。
 ゆえに、何があっても負けない黄金の実りの開拓者たれ! 大漁の旗高く功徳薫れる人生たれ!
 私は、妻と共に、皆様とご家族のもとへ届けと、強盛に祈り続けている。
  美しき
    心の君に
      いやまして
    金波浴びたる
      幸の日々たれ
  
  わが大地
    希望の胸を
      燃やしつつ
    生きなむ 進まむ
      常楽我浄と

1
11