Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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スポーツ部と勝利の哲学(上) 君よ健康に! 青年よ鍛え勝て

2008.11.26 随筆 人間世紀の光5(池田大作全集第139巻)

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6   大宇宙
    この一念に
      ありとせば
    無量の珍宝
      無辺に出でなむ
 御義口伝の法門には──「我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり」と明かされている。
 題目を唱え、広宣流布に生きゆく私たちの身休が、いかに尊貴であるか。この身が、そのまま「妙法蓮華経の五字」(同)の当体なのだ。
 それは、大宇宙を動かしゆく根源のリズムと、深く融合していくのである。
 三世諸仏総勘文抄には、「鼻の息の出入は山沢渓谷の中の風に法とり口の息の出入は虚空の中の風に法とり眼は日月に法とり開閉は昼夜に法とり髪は星辰に法とり眉は北斗に法とり脈は江河に法とり」等と、我即宇宙、宇宙即我の法理が示されている。
 題目を朗々と唱える時、大宇宙の息吹を伸びやかに呼吸し、大宇宙の律動を、わが血潮に脈打たせながら、満々たる生命力を漲らせることができる。
 そして、この命を使って、人のため、法のため、社会のため、未来のために、思う存分、貢献していくのだ。
 世界的な心臓外科の名医であるウンガ一博士と深く一致した一点がある。
 それは、健康と長寿には、「身体面の運動」が大切である。とともに、信仰や信念という「精神面の運動」が、絶対に不可欠であるということであった。
 まさに、一日また一日の学会活動そのものである。

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