6 あの有名なクラーク博士とほぼ同じ時代を生きた、私の大好きな民衆詩人ホイットマンは、若き弟子に語った。 「情熱――それなくして、人間と呼べようか?」(With Walt Whitman in Canaden, vol.4, University of Pennsylvania+Press) その通りである。 さらに、フランスの文豪ユゴーは叫んだ。 「私は、虚偽を売りつける聖職者(坊主)や不正に人を裁く人間とは、断固、戦う」(The Letter of Vivtor Hugo, Paul Meurice, University Press of the Pacific) 創価の「破邪顕正」の大精神も、全く同じである。 また、イギリスの歴史家カーライルは訴えた。 「最初に『越えがたき難所に道を切り拓く』その人に誉れあれ! かくのごときが実に、すべて偉大な人間の任務である、――否、東西のあらゆる善き人の任務である」(『ゲーテ論』神吉三郎訳、育生社) これは、私の青春時代から大好きな言葉であった。若きわが弟子たちよ、私のあとを継げ! 初代・牧口先生、二代・戸田先生の大正道である「法華経の道」「創価の道」を断固として勝ち進め! 悠然と、晴れ晴れと、勝ち進め! 君たちの栄光の青年部結成五十五周年、おめでとう! 本当に嬉しい。 一人ももれなく、勇気と勝利の雄々しき情熱を燃やしながら! 一人ももれなく、勝利者となれ! 私のあとを継げ! 誇り高く、黄金の「創価後継の大道」を歩み抜け!