Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

未来部・躍進の春 伸びよ大らかにまっすぐに

2006.4.1 随筆 人間世紀の光3(池田大作全集第137巻)

前後
7  このほど私は、インドの大農学者であり、パグウォッシュ会議の会長として世界平和をリードされゆくスワミナサン博士と、対談集『「緑の革命」と「心の革命」』(潮出版社)を上梓した。
 そのなかで博士は、信念の名医として人びとに尽くした父君の振る舞いを、人生の宝として語ってくださった。
 「父は、私がまだ十一歳のときに亡くなりました」
 「思い出といっても、父の人生の最後の四、五年にすぎません。しかし、それは、大いなる愛と平和に生きた人物から、深い尊敬をもって学んだ歳月でした」と。
 若き友が、誇りをもって続いていける不滅の足跡を、厳然と残していきたいものだ。
 未来部を守ろう!
 未来部を育てよう!
 未来部を励まそう!
 生命と生命の触発に、勇気と確信をもって!
 創価の父・牧口先生も注目されていた、スウェーデンの教育思想家エレン・ケイは言った。
 「生命――自然の生命および人間の生命――のみが生命を育てる」(『児童の世紀』小野寺信・小野寺百合子訳、冨山房)

1
7