Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「希望の柱」は創価にあり 我らは永遠に生気溌剌と前進!

2005.9.27 随筆 人間世紀の光3(池田大作全集第137巻)

前後
6  私が対談させていただいた平和の闘士・ロートブラット博士(パグウォッシュ会議名誉会長)は生前、遺言の如く語っておられた。
 「私は、楽観的でなくてはならないと思います。その反対は何でしょう。互いに悲観主義に陥って、破壊し合うことしかありません。楽観主義しか道はないのです」
 そして「楽観主義には努力が必要だ」と、行動の大切さを訴えられた。
 「『私は楽観主義である』と言う時、それは単純に『世界は良くなる』と信じているわけではありません。私たちがより良くするために何かをしない限り、世界は良くなりません。自分にできる何かを、自分にできる貢献をしなくてはなりません」と。
 全く同感である。
 さらに、博士は、私にこう語ってくださった。
 「楽観主義は、私の倫理です。それは宗教ではありませんが、あなたの宗教に似ているかもしれません。
 私と池田会長は、異なる立場から出発して、同じ結論に達しました」
 人類の幸福と平和への戦いは、暗く悲壮なものでは絶対にない。ここには、正義を行っているという不動の信念と輝く希望があるからだ。
 今、異体同心で勝ち飾りゆく創立七十五周年の山は、なんと晴れやかなことか!
 険難の峰に挑んで流した、苦闘の汗も涙も、すべて充実の喜びと変わる。
 見よ! 広宣流布の栄光の未来は、燦たる光に包まれ、洋々と広がっている。
 さあ、新たな快進撃だ!
 朗らかに進もう! どこまでも、またいつまでも!

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