Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

若き正義の英雄・男子部(上)  

2004.12.9 随筆 人間世紀の光2(池田大作全集第136巻)

前後
6  青年よ、若き丈夫よ! 君たちが主役なのだ。君たちの舞台なのだ。君たちの世紀なのだ。仏法の因果律から見れば、青年は「本因」の立場である。青年の「熱」と「力」が燃えたぎる魂の溶鉱炉から、壮大なる未来が創り出されていくのだ。
 大詩人ゲーテは、たゆみなき努力と拡大の象徴である丈夫ファウストに、こう語らせた。
 「休みなく活動するものこそは男だ」(『ファウスト 第一部』相良守峯訳、岩波文庫)
 一日一日が、活動である。時々刻々と、戦いだ。そこに、向上がある。そこに、前進がある。そこに、開拓がある。闘争に次ぐ闘争! 拡大に次ぐ拡大! そして勝利に次ぐ勝利!
 常勝の師弟の旗よ、いざ大空高く翻れ! これが、わが男子部の尊き大使命だ。
 わが男子部は、創価学会の「中核のなかの中核」である。
 男子部・二百七十三万人の勢いが、そして男女青年部・四百四十万人の勢いが、広宣流布の勢いだ。青年部の強さが、学会の強さなのである。まさに、その力が日本第一になったとは、無数の識者の声であり、賞讃である。
 ともあれ、「仏法は勝負」である。いかなる波浪があり、いかなる迫害の険難の山々があっても、最後は必ず勝つことが、仏法なのだ。信仰なのだ。広宣流布なのだ。
 その責任をもって戦う青年は、十方世界の仏菩薩から讃歎され、厳護され、「広宣流布の丈夫」として、永遠なる金剛不壊の生命を記別されるのである。

1
6