Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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創価の使命の花咲く天地
2004.6.3 随筆 人間世紀の光1(池田大作全集第135巻)
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北陸の富山といえば、大地を赤や黄に彩る、あの「チューリップ畑」が目に浮かぶ。
その歴史は、八十六年前(一九一八年)、一人の青年の誓いから始まったことは有名だ。
「チューリップの父」と呼ばれる、故・水野豊造氏である。
″農家の人びとの生活を、もっと楽にしたい″――菩薩の心ともいうべき、この水野青年の決意が、幾多の苦難を乗り越え、やがて郷土を豊かにし、世界の人びとに平和の心を届ける、壮大なる花園を咲かせていったのだ!
まことの「誓い」の種は、必ず花と咲いてゆく。大事なのは、絶対にあきらめることなき執念と、前進ヘの戦闘を続けゆく負けじ魂だ。
北陸に広宣流布の一粒種が誕生したのは、五十年前の昭和二十九年のことであった。以来、妙法の種は、十年を節に大きく開花してきた。
十周年――金沢会館、富山会館が誕生。
二十周年――記念の北陸の大総会。
三十周年――五万人による第一回北陸平和文化祭。
四十周年――第一回の北陸栄光総会。
そして本年、遂に広布五十周年を迎えた!
北陸広布の百周年に向かって、大勝利で折り返す、新たな大発展への大いに記念すべき新世紀の年なのだ!
昨年の七夕(七月七日)のことである。その日、開港した能登空港の一番機に飛び乗って、北陸の友が学会本部に駆けつけてくださった。
能登から羽田まで一時間。「さらに″本部直結″の信心で戦います!」との、共戦の「心」が嬉しかった。本当に嬉しかった。涙が出た。
今年(二〇〇四年)もまた、北陸の完勝の一番星が、七月の空に輝き光ることを、私は深く祈る。
石川の友よ! 富山の友よ! 誇り高き北陸の同志よ!
妙法は、永遠に勝利だ。
師弟は、永遠に一体だ。
次の五十年へ、断固として、共に勝ち進もうではないか!
共に、そして共々に!
朗らかに愉快に!
強く、また強く!
断固として、勝利の金字塔を創りながら、不滅の歴史を誇り高く勝ち残していこうではないか!
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