Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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わが故郷・大田を思う  

2004.4.19 随筆 人間世紀の光1(池田大作全集第135巻)

前後
9  ドイツの作家シラーは、その戯曲で語った。
 「偉大な先例が一つ現れますと、後輩は奮起を促されます」(『ヴァレンシュタイン』濱川詳枝訳、岩波文庫)
 一人立つ人間の力は、どれだけ巨大であるか!
 師弟の道に徹した大闘争が、どれほど不滅の金字塔を作れるか!
 これが、私たちが大田から証明し始めた戦いであった。
 わが師の悲願であった七十五万世帯達成は、東の蒲田支部、西の大阪支部が、東西の牽引力となったことは、歴史的事実である。
 その両者の指揮を執ったのは、私であった。
 なんと名誉であることか。今でも、最大の喜びと誇りを忘れることはできない。
 イギリスの革命詩人シェリーは叫んだ。
 「眠りから目覚めた獅子のように立ち上がれ、
 打ち負かされない民衆の力を集めて」(「リァリスティックな書き方」好村富士彦訳、『ベレヒトの文学・芸術論』所収、河出書房新社)
  大東京
    その原動力は
      大田かな
    新たなスクラム
      新たな世紀へ

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