Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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″母の勝利″を讃う  

2004.1.19 随筆 人間世紀の光1(池田大作全集第135巻)

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6  「個々の家庭が女性を基盤とするように、世界もまた、女性を基盤とする日が来るでしょう」(『娘たちに愛をこめて』木村治美訳、三笠書房)――アメリカの作家パール・バックが展望した通りの時代に入った。
 昨年(二〇〇三年)の十二月、私は、アメリカの名門チャップマン大学から、名誉人文学博士号をお受けした。ファテメ・シャバーニ副学長夫人は、来日の折、創価学園生に語りかけてくださった。
 「平和を実現していくことは、すべての人間の責任だと思います。皆さんは、人間として尊重し合う″一対一″の人間同士のつきあいを深めていくという思想を広げていってください」
 「一対一の対話」こそ、平和建設の正道だ。それを、勇敢に行動しておられるのが、婦人部の皆様方である。
 いずこの地でも、「この母ありての広布かな」と、どんなに讃えても讃えきれない、偉大なる母たちの大行進曲が、来る日も来る日も奏でられている。
 私と妻は、広布に戦い、生きゆく女性たちの無限の幸福の人生を、真剣に懸命に祈りゆく毎日だ。
 おお、幸福博士、万歳!
 世界一の婦人部、万歳!
 創価の太陽の母たちよ! 「勇気」と「正義」と「勝利」の歓声を、さらに響かせゆくのだ。そして強く愉快な賢き声を、一段と朗らかに共鳴させながら、前進されんことを、私は、一生涯、祈りゆくものである。

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