Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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トルコの国民的歌手 バルシュ・マンチョ氏

随筆 世界交友録Ⅰ Ⅱ(前半)(池田大作全集第122巻)

前後
5  「世界の新秩序」を論じることも大事である。
 それとともに、この歌のごとく、「泊まっていきなよ」「スープを飲んでいきなよ」という、大らかな人間愛を復活させることが、より大切なのではないだろうか。
 表面の「つきあい」だけならば、人格がなくともできる。「友情」は、人格なくしてはできない。
 「世界に友人がいない」ことを憂慮されている日本人に求められているのも、この「開かれた人格」ではないだろうか。
 そのためにも、私どもは「文化のシルクロード」を広げたい。
 九五年五月の民音公演を前に、「遠く離れた兄弟へ」と、氏からメッセージが届いた。
 こんなことが書かれていた。
 「老賢者いわく『世界は″新しい友人″に満ちている。ただ、まだ会っていないだけなのだ』と。まったく、そのとおりです!」
 (一九九四年十一月六日 「聖教新聞」掲載)

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