Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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世界を照らす希望島 沖縄は「広宣流布」の太陽

2003.10.29 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

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6  日蓮大聖人は、「たねと申すもの一なれども植えぬれば多くとなり」と仰せである。
 妙法とは、尊極の「平和の種」であり、「幸福の種」であり、「勝利の種」である。
 我らは、その「よき種」を愛する郷土に植え、友情と信頼の花を爛漫と咲かせていく使命があるのだ。
 反対に、人間を不幸にする「邪悪の種」「堕落の種」等々は、厳しく取り除いていかねばならない。決然と戦っていかねばならないのだ。
 仏法は勝負である。断じて善が勝つために、信仰はあるのだ。
 二〇〇〇年の二月、忘れもしない「世界青年平和大文化総会」が、沖縄で楽しく、にぎやかに開催された。あの日あの時、歓喜の絢爛たるカチャーシーを、共に舞いに舞いながら、私たちは悠然と決意を新たにした。
 沖縄から、二十一世紀の平和の太陽よ昇れ! そのためにも、民衆が断じて勝つのだ!
 ちょうど四十年前、公民権運動の指導者キング博士は、あらゆる困難に屈することなく、「私には夢がある!」と烈々と叫んだ。
 今、私たちにも「大いなる夢」がある! 沖縄を「日本で最初の広宣流布の地帯」に!
 我らは、両手を高々とあげながら、全世界に誇る「団結」「異体同心」の大スクラムで、無限に輝く勝利の勝鬨をあげるのだ!
 孫文の夫人である宋慶齢は言った。
 「全身全霊 人民の利益のためにたたかう人は、疲れを知りません。何時も未来を光明あるものとみなしています」(『宋慶齢選集』仁木ふみ子訳、ドスメ出版)

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