Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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鉄桶の団結 大埼玉の勝関よ永遠なれ

2003.9.17 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

前後
6  イタリアの詩人ダンテは、峻烈に書き残した。
 地獄において──「裏切者はみな未来永劫にわたり/阿責にさいなまれている」(『神曲』地獄篇、平川祐弘訳、河出書房新社)
 多くの罪業を重ねた無法者が、永遠に後悔の苦しみを味わうことを、我らは知っているのだ。
 「我を忘れて自分の仕事に完全に没頭することのできる働きびとアルバイターは、最も幸福である」(『幸福論』1、草間平作訳、岩波文庫)
 これは、スイスの哲人ヒルティの言葉であった。
 この手に勝利をつかむ最後の瞬間まで、広宣流布という大偉業に汗を流しゅく人は、最高の幸福者だ。最高の勇者だ。最高の勝利者だ。
 その執念の戦いによって、永遠にわたる栄光と勝利の太陽は、あなたの頭上に燦然と輝いていくことであろう。
 おお、埼玉よ!
 おお、信念の大指導者の連なりゆく人材の埼玉よ!
 諸天善神が、そしてまた、正義の大王が頷き喜び、埼玉の広布の闘争の、勇気と慈愛と富みゆく者の行列をば、微笑みと賞讃をもって迎え送ることであろう。
 最後に、私がトインビー博士とも語り合った、イギリスの大哲学者ホワイトヘッドの言葉を、わが埼玉の友に贈りたい。
 ──歴史とは、努力のドラマである。(『ホワイトヘッド著作集』14、村形明子訳、松籟社、参照)
 大埼玉、万歳!
 大埼玉の勝鬨よ、永遠なれ!

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