Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「正義の旗」持つ神奈川 勇気で叫べ! 執念で戦え!

2003.9.12 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

前後
5  ともあれ、現実社会は、正と邪の攻防戦だ。正しいことは言い切らねばならない。沈黙や曖昧な言い方は、かえって正義の敵となる。
 神奈川には、その正邪を決する炎の闘魂がある。ゆえに私は、会長を辞任した直後、「正義の旗」を一人持ち続けようと、神奈川で決意を固めたのである。
 今、その「正義の大旗」を握るのは、頼もしき神奈川の青年部諸君だ。
 「個人がもはや社会にたいする真の参加者でなくなり、社会にたいする責任を感じなくなったとき、民主主義は空洞化します」(マーチン・ルーサー・キング『良心のトランペット』中島和子訳、みすず書房)
 これは、アメリカの人権運動家キング博士が、「青年と社会行動」を語ったスピーチの一節である。
 学会もまた、一人の「人間革命」を根本として、目覚めた民衆が「社会改革」に立ち上がってきた。ここに、最も正しい、民主主義を力づけていく大道があるからだ。
 さらに博士は、青年の奮起に期待を寄せて訴えた。
 「物事の不正にたいする世界中の人間の怒りを、愛と創造性にとんだ革命へ向けて発露の道をつけようとするなら、われわれは、今すぐ早急にすべての人々とともに、新しい世界づくりのための仕事に着手しなくてはならない」(同前)
 そうだ、新しい世界を創る戦いを起こすのだ!
 新しい友と心を結び、新しき正義の怒濤を巻き起こせ!
 そして、「我勝てり!」と、人生の崇高なる宣言を、皆と喜び合いながら叫のだ!

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