Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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起稿10周年 我は書く 命の続く限り

2003.8.8 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

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5  我らは、幾たびとなく戦い、勝った。負けたことは、一度たりともない。
 諸天善神は、連続勝利の我らの戦いを見つめている。天より、大地より、大勝利の我らの行列を祝賀している。そして我らに向かって、「善哉、善哉」「喝采、喝采」と、天の歌、天の舞を贈ってくれる。私たちの人生の結晶は、並外れて貴重な歴史を綴り、美しい生命と輝きわたるにちがいない。
 ある哲学者が、笑って語った。
 「人間は、嫉みの動物だ。人間は、やっかみの動物だ。人間は、怨みと羨ましさに狂い叫んでいく動物だ」
 勝利者に迫害があるのは、当然だ。それが、永遠の優勝の証なのだ。
 ゆえに、我らは、愉快な人生を、勝利の人生を、飾り残しゆくのみだ。

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