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日蓮大聖人・池田大作

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「大学新聞」の使命 学び抜け 叫び抜け 若き言論王よ

2003.4.29 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

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6  本来、言論の戦いは、自分のいる、その場所でできる。
 ペンと紙、たったそれだけで、権力者さえ震え上がらせた言論の闘士は少なくない。
 ユゴーがそうだ。ゾラがそうだ。魯迅がそうだ。ソクラテスに至っては、ペンさえ持たず、ただ対話、対話、対話のみの戦いだった。
 さあ! 自分の頭で戦い、口で戦い、字を書く手で戦うのだ。息ある限り、声をあげ続けるのだ。根本は、正義を叫ぶ勇気と情熱があるかどうかだ。
 わが学生諸君もまた、若き真実の言論王たれ! 民衆を守る正義の雄弁王たれ! と私は熱願する。
 アメリカの哲人エマソンは言った。
 「廃れることのないことを語り、書く方法は、本気で語り、書くことだ」(『エマソン選集』2、入江勇起男訳、日本教文社)

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