Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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共戦の同志・栃木 時は今! 勇気よ轟け 勝利よ輝け

2003.3.29 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

前後
6  ある幹部が、栃木は「雷」が有名だと話してくれたすると、そばにいた別の幹部は、雷は正義の怒りだと、大声で叫んだ。
 炎の大詩人ピクトル・ユゴーも稲妻と共に獅子吼した。
 「雷よ、ほえるがよい、それなら、
     私はいっそう強くほえかえすから」(『静観詩集』辻昶・稲垣直樹訳、『ユゴー詩集』所収、潮出版社)
 わが栃木の同志も、戦いとなれば、激しき雷の如く、真実を、正義を叫びきっていくことだ。
 かの田中正造翁いわく。
 「叫バざれバ善悪邪正混同して見分けがたし」(前掲『田中正造全集』16)
 だからこそ、勇敢に声を上げ、師子吼するのだ。
 ああ、私の胸には遠雷のように、あの栃木の友の声が、今でも轟いてくる!
 天地を揺るがす正義の声の向こうに、無名の民衆の大凱歌の壮大な夜明けが見える!

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