Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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広宣流布の王者 創価の正義は嵐を越えて厳たり

2002.11.20 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

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4  「一犬形に吠ゆれば百犬声に吠ゆ」との言葉がある。一人がでっち上げた流言飛語に乗り、多くの人が騒ぎ立てるとの意味である。
 事実無根でも、社会は「火のないところに煙は立たない」という見方をする。そこへ、デマを流せば、それが増幅されて伝えられ、あたかも、既成事実のようになってしまう。
 ゆえに、正義の人を追い落とすために、古来、デマ攻撃が用いられてきたのである。
 なればこそ、迫害は正義の証明であり、難こそ誉れである。
 広宣流布とは大言論戦だ。今こそ、若き広布の英雄である青年諸君が、「善の言論」の剣を抜く時だ。
 人を苦しめる「悪の言論」を打ち破れ! 民衆を救う、正義の剣を高く掲げよ!
 ともあれ、正義は叫ばねばならない。跡形もなく嘘が消え去るまで、真実の光の剣で戦うのだ!
 マハトマ・ガンジーが先達の言葉を引いて、自らの鉄の信念を語ったごとく!
 「信じない人がいる間は、真理はくりかえし述べる必要がある」(『わたしの非暴力』2、森本達雄訳、みすず書房)

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