Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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会場提供の福徳の大長者 皆様こそ! 広布の金字塔の礎

2002.11.2 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

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6  「有り難い」という感謝を忘れ、「当たり前」のように錯覚する慢心が、真心に支えられた団結を傷つけ、信頼を壊してしまう。これまでの退転反逆者らが、拠点などで倣慢無礼な態度をとり、皆に嫌な思いをさせたことは、共通して指摘される点だ。
 大聖人は、南条時光の変わらざる信心の真心に対して、”これを、いつものこことして驚きもせず、珍しいことでもないと思ってしまうのは凡夫の心である”と、自らを戒められるかのように鋭く記しておられる。(御書一五二一ページ)
 蓮祖の御心は、たとえ常のことであっても、当たり前と思つてはいけない。どれほど大変ななかで心を尽くしておられるのか、断じて絶対に忘れてはならない、と。
 そして、時光の信心を「尊しとも申す計りなし」と最大に賞讃しておられた。
 この仰せと同じ心で、会場提供者の皆様に、私たちは、最大に感謝申し上げるものである。
 私は、「福徳の大長者に栄光あれ! 勝利あれ!」と、声を大にして叫びたい。

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