Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「3.16」の大精神 「創価の世紀」を君よ 勝ち抜け!

2002.3.13 随筆 新・人間革命4 (池田大作全集第132巻)

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5  師亡きあと、今日まで生き抜いた私は、十倍、百倍、千倍の大闘争で、創価の勝利の大輪を、あの地、この地に、咲かせゆく責務がある。
 師匠が示された広布の大道を、地球の隅々にまで開き、広げていく使命がある。
 この世界を包み、伸びゆく正義の大道を、今度は新世紀の青年部が走り抜くことを、私は念願してやまない。
 イタリアの革命家マッツィーニは言った。
 「われわれに必要なもの、民衆に必要なもの、われわれの時代が沈湎しているこの利己と懐疑と否定の泥沼から脱出すべき血路を見出さんがために欲し求めているところのもの、――それは信仰だ」(前掲『一日一章 人生読本〈10~12月〉』)
 若き君たちよ、「信心の英雄」として、鋼の如く自身を鍛え抜くのだ!
 〝広布の模擬試験″から、四十四年。今や試験的段階は完全に終わった。
 「創価の世紀」の、広布の本舞台が始まったのだ。私には、青年部、未来部の諸君を頼みにするしかない。
 蓮祖は、広宣流布のために戦う弟子を、「法華経の命を継ぐ人」なりと、その勝利と栄光を懸命に祈られた。
 私の思いも、まったく同じである。「広宣流布の魂のバトン」を受け継ぐのは、君たちしかいないのだ。
 わが命の分身たる弟子たちよ、生きて生きて、生き抜き、勝ち抜け!
 最強にして、極善の青年城の構築を、断固、頼む! 

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